多野藤岡有機農業推進協議会

協議会について

 有機農法で生産される農産物は、もっとも安全で栄養価の高い食物であると同時に、生産過程において自然の循環機能を維持増進し、生物多様性を復活し、地球温暖化防止に貢献する農法です。
 多野藤岡有機農業推進協議会の有機農法に取り組んでいる生産者会員は現在三十名。栽培品目は、米・麦・大豆などの穀物から、ネギ・なす・キュウリ・ニンジンなど野菜二十品目に及んでいます。
 高品質で、安全安心の有機農産物を消費者に届けるため、協議会では次のことに取り組んでいます。

◎土づくり
 ○土壌分析に基づく栽培品目ごとの施肥設計 ○完熟堆肥の施用 ○ボカシ肥料の効果的施用

◎品種の選定〈自家採取など〉
 適正品種の特定と自家採取

 有機農業を支えるのは消費者をおいてありません。
 今、食べる自分自身の安全安心のためだけでなく、未来の子どもたちに安心できる環境を残すためにも、どうぞ有機農産物をお選び下さい。
 消費者の見識が農業と未来を守ります。

ボカシ肥料

米ぬか、籾殻、菜種油かす等の自然由来の有機物に、天然土着菌を攪拌し発酵させて作った自家製ボカシ肥料を使い、安心・安全・高品質な農産物の栽培に取り組んでいます。

天然土着菌

自然界の樹林・竹林等に生息する天然土着菌を培養し、ボカシ肥料作りをおこなっています。

※地域内の竹林に自生する天然土着菌の様子。

水源

地域内には主に3本の河川が流れ、関東の河川の水質調査でも1位になるなど脚光を浴びており、その水質を生かし農業用水として活用しています。